認知症介護の専門職として、認知症介護福祉士というものがあります。介護福祉士のさらに認知症の専門性を極めた資格といえます。
認知症介護は普通の介護の技術ではなかなか対応しきれない部分がありますし、それのストレスによって介護職をやめる人もいます。
ある程度の認知症に関する知識があれば、介護をする上で負担は多少少なくなりますし、自分が認知症の専門家であるという意識が認知症介護をする上でモチベーションも高くなると考えられます。
認知症介護福祉士になるには、当然介護福祉士を取得していてさらに3年の実務経験が必要になってくるようです。介護福祉士として実務経験を積んだ場所については、どこの施設でもいいというわけではなく、認知症対応の施設の実務経験が必要なようです。
認知症ケア専門士と認知症介護福祉士とよくごっちゃになりそうですが、認知症ケア専門士はあくまで認定資格であり、認知症介護福祉士は国家資格であるという違いがあります。
まだ数的にはそう多くはないと思いますので、介護福祉士としてのさらなるスキルアップのためにチャレンジしてみてはいかかでしょう。
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